Pocket House

concept

data

設計

survival design 須永 豪

設計期間

2003年12月

主要用途

専用住宅

家族構成

夫婦・子供

規模

地上2階+地下1階

敷地面積

39.79m2 (12.09坪)

建築面積

19.82m2 (5.99坪)
49.81% (許容50%)

1F床面積

19.82m2 (5.99坪)

2F床面積

19.82m2 (5.99坪)

B1F床面積

19.82m2 (5.99坪)

延床面積

59.46m2 (17.98坪)
73.33% (許容100%)

施工床面積

74.51m2 (22.53坪)

予算

1,800万円 (80万円/坪)

「この街のランドマークになるような建物を」それがクライアントからの要望でした。
家同士の壁がギリギリに建ち並ぶ住宅密集地、風が抜ける隙間すらなく、高密度でひしめきあう、老朽化した住宅群。建ペイ率50%のこの地域には、敷地いっぱいに建った現在では既存不適格の建物が、 所狭しと立ち並んでいる。

これらは数十年前、開発とともに一度期に建ち上がった住宅群。それらは軒並み老朽化しており、近々一斉に建て替えの時期にはいると予想できる。建て替えによって、この街は、建坪率50%、容積率100%を守った街に生まれ変わるだろう。
この街がどんな風に生まれ変わるのか、その口火を切る最初の建て替えとなる。

そこで提案したいのは、街に風の道をつくること。建物を北側に寄せたり、隣地境界に50cmの中途半端な隙間を空けるのではなく、めいっぱい道路に寄せて建てる。それぞれが接道する側に寄せることで、隣地の境界には少し大きな空きができる。
路地と平行に南北に伸びる風の道をつくること、これから始まろうとしている、新しい街づくりに、この街が生まれ変わるその布石として、ここにモデルケースとして、エアポケットの提案する事が、ちいさな小さなランドマークの役割だと考えた。