

設計
survival design 須永 豪
設計期間
2001年11月
所在地
静岡県静岡市
主要用途
住宅
家族構成
夫婦
敷地条件
市街化調整区域
道路幅員
3.1m
構造・工法
鉄筋コンクリート造+木造
基礎
ベタ基礎
規模
地上2階
建築面積
118.66m2 (35.89坪)
1F床面積
41.05m2 (12.41坪)
2F床面積
118.66m2 (35.89坪)
延床面積
159.71m2 (15.30坪)
定年退職した夫婦のための住宅。
60年間そこに建ち続けている農家を改修し、現代のライフスタイルに合った住宅にする。敷地には北側に高さ50mにも及ぶ崖がそびえており、危険を背負った土地ではあるが、そこがO家の本家で代々住み続けていることもあり、同じ場所に建てることが望ましいとされた。
1Fを頑丈な鉄筋コンクリートでつくり、既存の家屋をその上に載せ、万が一の崖崩れの際、土砂が木造部分を直撃しないように計画した。また、1Fのコンクリート部分を小さくつくることで、崖崩れの土砂・台風の流水の影響を少なくでき、風通しも良くなり、庭も広く使えるようになる。
1Fは蔵、居住スペースはすべて2Fにある。年老いた夫婦が生活するには、平面的なプランの方が安心できる。足腰が不自由になった時には、ベンチ式の昇降機で2階へ上がれるよう計画している。
農家の薄暗い内部空間は、ワンルーム化し大きなトップライトを設けることで、明るく冬でも暖かい空間に生まれ変わる。
古い農家の骨組みは100年は保つ。寿命の長い構造体を活かすには、プランはルーズな方が良いと考えた。