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LED ZEPPELIN DVD 試写会 2003/05/16 安田生命ホール
いやぁ、すげーよ。
ため息しか出ないわ。
デッカイ画面で、5.1サラウンドで、大音量。

ZEPPELINの来日の時は、まだ産まれていないし、
映画THE SONG REMAINS THE SAMEの時は、まだハイハイだった世代としては、
かなりショックです。

 冒頭、ロイヤルアルバートホールのステージへ向かうメンバーの背中を追う、モノクロームの映像。
それ観ただけでもう鳥肌。
なんでも、ジミーペイジはこのカットを見た瞬間に
「5.1サラウンドにするしかない」と思ったそうだ。
うーん、正解!!
全編通して、時間を越えてZEPPELINのLIVE会場に居合わせてしまったような臨場感。
マスコミ関係者向けの大人の試写会だって言うのに、間違って歓声あげちゃいそうなほど興奮する。
DVD発売されたら、ZEPファンでLIVE HOUSEでも借りて上映会やったらいいのにな。
本気で踊って、手拍子して、歓声あげて、狂ったようにノリまくれるのに。
誰か企画してくれないだろうか。

このDVD、画像とか音のクオリティは正直あんまり良くはない。
「よく残ってたね、よかったよかった」というレベル。
ZEPPELINのスタジオアルバムみたいに、完成された芸術品と比べたら・・・。
はっきり言って寄せ集め。
でも、それでも凄いんだよ。
ZEPPELINがそこにいるだけで、画質とか音質なんて、どうでも良くなっちゃう。
そういう圧倒的な存在感、グルーヴがある。
しかも、マスターの音をフォローして余りある、5.1の臨場感。
 ウチには5.1システムどころか、DVDプレーヤーもない。
つまり買っても見れない、聴けない。
そんな僕に、この試写会が当たったのは、神様からのプレゼントだと思っていたのだが、
実は悪魔の誘惑なのかも知れない・・・

まぁ難を言うなら、あの時々あらわれる映像トリックはなんとかならないものか。
映画THE SONG REMAINS THE SAMEよりはマシだが。
今回のは小手先なだけに、セコくてダサい。
ゴージャスでダサいのと、どちらがツライのかは判らないが・・・
余計なことしないで、そこにzeppelinがいるだけで、いいのに。
それ以上の説得力はないのだから。
ジミーペイジはどうも、ひと癖付け加えないと気がすまないようだ。
音楽では、そのひと癖が絶妙なスパイスであり、中毒性のある毒で、良い結果をもたらしているのだが、
映像のセンスはゼロだな。

2時間の上映が終わり、会場が明るくなって、しばらくのあいだ、
どこからも言葉が聞こえてこなかった。
悪い夢でも見たように、みんな声が出ない。
「こんなバンドが、ほんとに居たんだね・・・」
今の音楽業界で生きている人には、あらためてショックなんだろう。
要らなくなっちゃうもんね、みんな。
酷な言い方だけど、自分の存在を否定されに集まったようなものだ、あれは。

帰りに、『LED ZEPPELIN DVD』と『HOW THE WEST WAS WON』の英国版両面ポスターという手土産をもらった。
レアなんだそうだ。
DVDのジャケットデザイン、ネットなど小さい画で見るとものすごくダサいし、手抜きのように思えるのだが、
ポスターの大きさで見ると、悪くない。
ヒプノシスは解散しているらしいが、『HOUSES OF THE HOLY』と同じ匂いがするデザイン。

まぁとにかく、やっぱりスゴイわZEPは。
もう、ため息しか出ないのよ。

ところで、東京タワーの蝋人形館のジミーペイジ、
「全然似てないじゃん」って思っていたけど、
ロイヤルアルバートホールのWHITE SUMMERやってるジミーペイジ見たら、そっくりだった。
ドラゴンスーツじゃなくて、きたない方のジミーペイジがモデルだったんだね、きっと。

■LED ZEPPELIN DVD 試写会 曲目 スペシャルダイジェスト版(118分)

・BLACK DOG (HOW THE WEST WAS WONより)

ロイヤル・アルバートホール1970
01. WE’RE GONNA GROOVE
02. I CAN’T QUlT YOU BABY
03. DAZED AND CONFUSED(一部抜粋)
04. WHlTE SUMMER(一部抜粋)
05. WHAT lS AND WHAT SHOULD NEVER BE
06. MOBY DICK(一部抜粋)
07. WHOLE LOITA LOVE
08. COMMUNICATION BREAKDOWN
09. BRING IT ON HOME

1972年(野外)
10. IMMIGRANT SONG

マディソン・スクウェア・ガーデン1973
11. BLACK DOG
12. MISTY MOUNTAIN HOP
13. THE OCEAN

アールズ・コート1975
14. GOING TO CALIFORNLA
15. IN MY TIME OF DYING
16. STAIRWAY TO HEAVEN

ネブワース1979
17. ROCK AND ROLL
18. NOBODY'S FAULT BUT MINE
19. KASHIMIR
20. WHOLE LOTTA LOVE
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